ボランティア活動を希望される方

まず、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)につきまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された多くの方々に対し、心からお見舞い申し上げます。 このページでは、今後、愛媛県内の災害ボランティアセンターへの支援活動を希望される方向けにの情報を集約いたします。

1. まずは、全般的な情報収集

災害が発生しますと、日々状況は変わっていきますので、事前によく活動を予定されている地域の情報収集をお願いいたします。

・被災地の状況を十分に確かめる

・被災市町村は、避難生活をされている方も多くおられ、また、懸命の復旧活動もつづけられます。しかし、電気・ガス・上下水道などのライフラインが復旧していなかったり、道路の通行止や鉄道等の運休など、交通事情が悪い個所も多くあります。緊急車輌や災害復旧作業の妨げにならないような配慮が必要ですので、現地に行く時には事前に状況を十分にご確認ください。

・災害ボランティアセンターの開設・募集情報を確認する

被災市町村では、お困りごと(ニーズ)を丁寧にお聞きしつつ、運営体制を整えながら、「災害ボランティアセンター(災害VC)」が開設されます。被災状況や道路事情、活動内容等によって、ボランティア募集を市町村内に限ったり、年齢制限を設けている場合もあります。災害VCの状況は、日々変化していきますので、各災害VCが発信する情報を確認の上、ご検討ください。その際、できるだけ、ホームページや災害VCのfacebookなどでの確認をおねがいします(被災された方からの電話対応や調整などへ注力できるようなご配慮をおねがいいたします)。

2. 災害ボランティア活動への準備を行う

災害ボランティアの活動は、自己完結(移動・宿泊・食事・個人装備等)となります。長靴や手袋、マスクなどの個人装備や帰りの着替え等の準備、希望される市町村への移動手段・宿泊先の確保をしてください。 また、ボランンティア活動保険へ加入する必要があります。事前に、お近くの社会福祉協議会などのボランティアセンターにて、加入手続きを済ませてください。事前に加入することで、出発の段階から補償を受けることができます。また、現地の災害ボランティアセンターにおいても、受付がスムーズです。 ※今回の水害では、天災タイプではない「通常タイプ」で活動が可能です

・個人装備等について

下記の資料(レスキューストックヤード作成)の資料などを参考にしてください

3.ボランティア活動

・災害ボランティアセンターでの活動の流れ

※ボランティアセンターによっては内容や順序が違うことがあります 1. 受付 各災害ボランティアセンターにて、ボランティア参加の登録を行います。 2.オリエンテーション 被災地域の状況や、ボランティア活動を行うにあたっての注意事項の説明を受けます。 3.マッチング・グルーピング 被災された方のお困りごと(ニーズ)を選び、必要とされる人数でグループを作ります。 4.資材の借受け 活動に必要な資材(スコップ等)を準備します 5.活動 ボランティアを依頼されたお宅に移動し、家の片づけや泥だしなどの活動をします。ボランティアリーダーのもと、被災された方に寄り添い、ご希望を伺いながら丁寧に活動を進めます。 ※猛暑かつ慣れない環境での活動ですので、15分に10分休憩など、積極的に休憩を取り、水分・塩分補給に努めてください。 6.帰所 時間になったら、センターに戻り、資材を返却し、活動報告を行ったら解散です。家や宿泊場所に戻るまでがボランティア活動。お気をつけて!

注意点

・水害では多くの「大切なもの」が被災します。それらは「災害廃棄物(ゴミ)」ではなく、被災された方の思い出が詰まったものです。処分するかどうかの十分な確認と、処分される場合も、その取り扱いなどに十分気を付けましょう ・写真撮影などは、現地の災害ボランティアセンタースタッフにご確認し、十分な配慮をお願いします(オリエンテーションで説明される場合もあります) ・活動は、皆さんの安全が第一です。少しでも異変に気づいたら、遠慮なく休憩や、体調がすぐれない場合やリーダーやボランティアスタッフに相談しましょう。